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ベンド (紋章学)
ベンド(、)は、紋章学における、シールドを持つ者から見てエスカッシャン(シールド)の右上の角から左下にわたる帯状のチャージのことである。ベンドは、大部分の分割線で分割することができる。ベンドは、ペイル、チーフ、シェブロン及びフェスに加えて、紋章学の基本的なオーディナリーのうちの1つである。本来の意味では帯のことを指すが、紋章記述で「右上から左下方向へ傾いている」という意味で幅広く用いられる。 == 解説 ==
=== ベンドの幅 === フィールドのうちベンドの覆う部分がどのくらいの幅であるかは学者によって見解が異なる。シールド(フィールド)の幅を基準として、およそ5分の1であるという見解が大勢を占めるが、一部ではベンド自身にチャージが重ねられているならば、3分の1だとする説がある。ベンドがフィールドの3分の1を占有することがあるとすればベンドが3本(スリー・ベンド)ある場合はベンドだけでフィールド全体がすべて埋まってしまうことになるが、この可能性を無視した理論がしばしば見られる。(イギリスに対して)大陸ではこの可能性はしばしば無視されることがあるが、この理論に反してチャージが重ねられているベンドが3本あるにも関わらずフィールド全体がベンドで埋まってしまってはいない例がある。(エイドリアン・テイラーの紋章 )
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ベンド (紋章学)」の詳細全文を読む
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